週報2010年7月分

短期交換留学生を迎えて新年度第一例会 -7月7日-

  田中 弘之会長
  田中 弘之会長

 例会場正面の懸垂旗が「地域を育み、大陸をつなぐ」という2010-11年度国際ロータリーのテーマに変わった7月7日(水)、高松南ロータリークラブの第1回の例会が開催されました。

 田中弘之新会長は、レイ・クリンギンスミスRI会長のテーマ「地域を育み、大陸をつなぐ」および第2670地区亀井義弘ガバナーの「ロータリーの基本に返ろう、Back to Basics」の方針を基本にクラブとしての運営方針を示しました。

 ①例会に参加しよう。(例会の出席率の向上)、②五大奉仕活動に参加しよう。③ロータリー財団、米山記念奨学会支援に参加しよう。④会員増強に参加しよう。の4項目を掲げて、 この一年間ロータリーの基本に返って活動を続けたいと思っています。会員の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。と就任挨拶を述べました。

 次いで堀祥二国際奉仕委員長から6月27日四国入りして、7月5日にホスト・ファミリーの小野兼資さん夫妻の元に引き渡された2名の米国ニュージャージー州(第7470地区)からの短期交換留学生が紹介されました。

 テオ・フリードマン(Theo Friedman)さん(16)は、「兄が第2670地区との青少年交換プログラムに参加したことがあり、話しを聞いていたので日本文化の素晴らしさを体感しています」と挨拶、またアーロン・スレンシェル(Aaron Shresel)さんは、「ホスト・ファミリーの小野さんご夫妻にお世話をして頂いています。私は高校3年生の最期の夏休みを日本で過ごしていますが、日本の地理的な面で興味があり、また人間として優しいところがあり出合いを楽しみにしています。もしロータリークラブの皆さんがニュージャージーに来られたら、皆様がしてくれたとおりに歓待しますので、お待ちしております」とユーモアも交えて話しました。

 ホスト・ファミリーの小野さん夫妻は、宇野高松を結ぶ四国フェリーに二人を乗せて世界の宝石と言われる瀬戸内海を留学生に海上から体験して貰い、その後倉敷の美観地区で日本文化の素晴らしさをつぶさに見聞きし、高松への帰路は瀨戸大橋から瀬戸内海の遠望を楽しむなどホスト・ファミリーとしての四国ならではのお持てなしをして居られます。

 例会場前には、高松市内を案内したいと点鐘が鳴るのを待ちかねていた香川大学ローターアクトクラブのメンバー5名が待機、同世代の若者たちは直ぐ打ち解けて足早に全日空ホテルクレメントをあとにしました。

 短期交換留学生の一行は9日には広島市で原爆資料館などを観光し、愛媛県入りし、松山国際ホテルでのフェアウェル・パーティーの後15日、成田から帰国の途につく予定です。

7月21日卓話「経済金融事情」

              芹 澤  潤 一  会 員

 

 政府債務残高の対GDP比の各国比較より、日本の経済事情は厳しいものとなっています。

 IMPによる2010年予想で、日本の政府債務残高は11兆9750億ドルと、GDP5兆2730億ドルに対し、227%の状況です。また、一般会計予算と国債発行額の推移は、2010年度予算で92.3兆円に対し、税収はリーマンショックの影響で37兆円まで落ち込んでおり、不足を国債でまかなうという状況です。それでもわが国の国債が一定の信用を保持している理由として、国債の保有構造が挙げられます。投資主体別シェアでは国内投資家が95%程度で安定した国債の消化が行われています。こうした国内投資家の資金を支えているのが国民の家計金融資産で、このバランスが崩れたら国債の安定性に影響する不安があります。

 実際1980年代より年々、貯蓄率は低下しています。国債の格下げという事になれば、円為替の下落も予想されます。それは、資源エネルギー市況の動向からみても国民生活は圧迫されるでしょう。個人金融資産に占める外貨建て資産の割合は現状3%未満で、今後、この様なリスクを背景に金融資産の見直しを図る必要性もあるのではないでしょうか。

 

木村ガバナー・ノミニーが来訪 -7月28日-

 木村大三郎ガバナー・ノミニー
 木村大三郎ガバナー・ノミニー

 2012-13年度第2670地区ガバナー・ノミニー木村大三郎氏(高松西RC)と同じく代表幹事(予定)の野口一臣氏が、高松南RCの7月28日(水)の例会に来訪されました。

 木村ガバナー・ノミニーは「34歳の時にロータリークラブから入会の誘いを受けたとき、ロータリアンであった父(高松RC) に相談すると入会に賛成してくれたが、例会への出席と“ロータリーには「Yes」があって「No」はない”と言われ、今もそれを心に刻んでいる。

 昨年高松西RCは創立40周年を迎え、クラブの活性化のためにガバナーを出そうということになった。誰を推薦するかということで、クラブで候補者を2名連記しての無記名投票した結果選ばれ、「No」はないということで引き受けた。私は25歳と60歳の時に生死の間を彷徨う病と闘ったが、現在はご覧のように元気いっぱいだ。歴代のガバナーを輩出しノウハウを蓄積している高松南RCには絶大なるご協力をお願いしたい」と挨拶されました。

 なお、木村大三郎氏は、地区ガバナー指名委員会によって2010年3月15日、指名され、いずれのクラブからも他の推薦者の申し出がなく、ガバナー・ノミニーとすることに決定しています。

客話 市民親善訪問団に参加しよう -7月28日-

 高松市と中国南昌市の友好都市提携20周年を記念しての「市民親善訪問団」に参加をと、高松市姉妹都市委員会の立野省一会長、高松市国際文化振興課の橋本良治都市交流室長が呼び掛けました。

 高松市の姉妹・友好都市は、米国フロリダ州のセント・ピーターズバーグ市と昭和36年10月5日、フランスのトゥール市と昭和63年6月3日、中国,江西省の南昌市とは平成2年9月28日にそれぞれ提携をしています。

このうち南昌市との友好都市提携20周年の「市民親善訪問団」は10月14日(木)~19日(火)の6日間、高松空港から直行チャーター便で南昌に向かい、15日(金)南昌市での「友好都市提携20周年記念式典」に臨むことになっています。その後は、上海・蘇州など4コースに分散して観光、上海万博などを見学帰国の予定となっています。

 

7月31日 森恒弘氏黄綬褒章受章記念祝賀会盛大に開催

 

高松南ロータリークラブ第48代会長森恒弘氏には平成22年春の褒章において、多年にわたるコンクリートブロック工事業に寄与されたご功労により黄綬褒章を拝受されました。

光輝あふれる受章記念祝賀会が7月31日全日空ホテルクレメント高松で,三宅・石川・神原・佐々木四氏の歴代会長を友人代表発起人として盛大に開催されました。

 

 

 

 

 

 

Club Banner
Club Banner

 クラブバナーのデザインは、創立時のテリトリーのシンボル的存在だった栗林公園の「箱松」とロータリーのエンブレムを組み合わせたものです。

 箱松とは、その名の通り箱のかたちを装った松。樹芸の粋を極めた箱松は、ほかには見られない特別名勝 栗林公園ならではの景観をつくっています。

アクセスカウンター