2014-15 WEB週報9月度

9月3日(水) 職場訪問例会 香川県弁護士会館、高松高等裁判所

増尾茂之会長挨拶

 今日は処暑末候「禾乃登る(こくものみのる)」こくも(禾)とは,禾や粟等の穀物のことをいいます。立春から210日,実りの秋も間近です。夏バテに気を付けてください。

今月は新世代のための月間です。次の世代の方々の入会はクラブに活力を注入してくれます。新世代の方々に期待すること大です。

ところで,本日は吉田元会長のご尽力で職場訪問例会を開催することができました。ありがとうございます。裁判員制度が発足して5年になるそうですが,市民感覚の裁判員制度の功罪をおききしたいものです。よろしくおねがいします。人格の巾をひろげる魅力ある例会の皮切りにしましょう。

来週は佐々木ガバナーをむかえての例会です。一層厚く,ロータリーの奉仕の心を理解し実践する機会を得る例会とし,会員増強に取り組む姿勢を顕示したいと,思います。私たち共通の命題です。一方,会員獲得に矜持を失してはならない,と思います。

皆さん方とともにこれからも,会員増強と魅力ある例会に智恵を出し合いたいものです。よろしくお願いします。ありがとうございます。

9月の誕生者お祝い

木田 一彦会員(9月7日) 

松本 周平会員(9月13日)

田村 禎啓会員(9月16日)

熊田 浩会員(9月30日)

西尾 時明会員(9月30日)

新会員入会式

株式会社レゾナントブレイン代表取締役 窪田泰彦会員

 

増尾会長から入会告知書と新会員七つ道具を授与

職場訪問例会「裁判員裁判制度5年」香川県弁護士会館

 高松地方裁判所では,4階にある裁判員候補者待合室において,高松地方裁判所事務局総務課の多田靖課長補佐から,裁判所の案内と裁判員裁判について詳しく説明を受けました。その後,高松地方裁判所で最も大きい法廷に移動し、多田課長補佐から法廷の様子について説明がありました。

刑事裁判の場合には,正面の席が裁判官であり,その手前に裁判所書記官の座があり,裁判官から見て右側に検察官,左側に弁護人が座る位置だ説明を受けました。

香川県弁護士会館で吉田茂会員から説明を受ける
香川県弁護士会館で吉田茂会員から説明を受ける

 高松市丸の内の香川県弁護士会5階会議室に会員37名が集合、増尾会長による点鐘、吉田茂会員から当クラブには3人の弁護士が在籍しているが、弁護士の職場は主に各弁護士の法律事務所であり、裁判所であるとの説明があり,出前弁当の昼食の後,弁護士会館隣の高松地方裁判所に移動しました。

 高松地方裁判所では,4階にある裁判員候補者待合室において,高松地方裁判所事務局総務課の多田靖課長補佐から,裁判所の案内と裁判員裁判について詳しく説明を受けました。

 

参加した会員から 被告人の手錠及び腰縄をどのタイミングで外すのかといった質問があり,各裁判官によって異なるという回答がありました。また,裁判官は法服をどの裁判でも着るのかという質問もあり,黒色は他の色に染まることはないという点で公正さを象徴する色であるとの補足説明もありました。傍聴した裁判の録音や撮影の可否については,裁判官の許可が必要であること,但しメモを採ることや似顔絵は構わないとのことでした。

 会員からは,このほか様々な質問が出ましたが、実際に裁判官,検察官,弁護人の法曹三者の席に座らせて頂いたり、証言台にも立ってみるなど法廷を隅々まで見学しましました。殆どの会員が普段は縁のない場所を見せて頂き改めてマスコミなどで報道される現場に興味津々でした。

そして,増尾会長が裁判官の席において,閉会の点鐘をし,職場訪問例会を終えました。

裁判所では,裁判員制度や裁判について,広く知ってもらうため,それぞれの職場等に出向いて出前講義を行っているとのことです。また裁判員制度について分かりやすくまとめた冊子をいただき裁判所を後にしました。

 

Club Banner
Club Banner

 クラブバナーのデザインは、創立時のテリトリーのシンボル的存在だった栗林公園の「箱松」とロータリーのエンブレムを組み合わせたものです。

 箱松とは、その名の通り箱のかたちを装った松。樹芸の粋を極めた箱松は、ほかには見られない特別名勝 栗林公園ならではの景観をつくっています。

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