2012-13年度 WEB週報2月度

2月6日(水)例会

会長挨拶

 2月3日は、節分でした。恵方巻を召し上がった方も多かったかと思います。今年の恵方は、おおよそ南南東でした。

 今年の恵方って誰かが決めるの?おおよそ南南東ってどういうこと?疑問に感じた方もいたと思います。そして、そのほとんどの方は、吉田が会長挨拶でその疑問について話すだろうと期待したと思います。私は、期待を裏切りません。

まず、恵方は、その年の十干によって決まります。今年は、「癸」の年です。陰陽五行説に対応させた訓読みでは、「みずのと」です。癸の年の恵方は丙(ひのえ)の方角です。丙の方角というのは、北から時計回りに、165度の方向です。南南東は、北から時計回りに、157.5度の方向です。おおよそ南南東というのは、正確には南南東ではないということです。

 疑問は、解消したでしょうか。疑問はむしろ深まったかもしれません。この続きは、来週話します。疑問を解消し、すっきりするために、ぜひ来週の例会に出席して下さい。

卓話 「今年も何か良いことをしよう」

RI2670地区世界社会奉仕委員会  森本 奈津子委員長

 四国地区のWCS委員会での活動の一端を報告をさせて頂きます。

 まず去年東日本大震災の被災地へピアノを贈った事業です。

RI第2670地区や盛岡北西ロータリークラブ、タイのバンコク南ロータリークラブは、2011年10月18日岩手県大槌町の大槌小および中学校に授業に使うピアノを贈呈しました。

贈呈式では、アメリカ在住のピアニスト上野淳子ギャレットさんが贈呈したピアノでコンサートを開き、吉里吉里小学校の仮設校舎で勉強している生徒たちは心癒される演奏を楽しみました。

 ピアノ贈呈事業の映像も紹介しますが、時間の関係で全部はお見せできないのでインターネットでご覧になれます。http://vimeo.com/48463473

 次に取り組んだのが、岩手県の通称御蔵山に四国地区などからの支援で建てられた「鎮魂と希望の鐘」の石碑建立事業で、東日本大震災の1周忌に除幕式を行いました。

これについてはガバナー月信2月号に亀井義弘パストガバナーが、「3.11東日本大震災を忘れるなと」と題して書かれておりますので合わせてご覧下さい。

 被災した海原が見渡せる御蔵山の鎮魂と希望の鐘の近くには、大津波が襲来した午後3時25分を示したまま止またまま火災で黒く焼け焦げているJR陸中山田駅の屋上にあった山田ロータリークラブの大時計も展示されました。この事業はニュージャージー州との青少年短期交換事業で、交流のあるロータリークラブからの支援金が発端で始まったものです。昨年1月の地鎮祭には、RI会長エレクトの田中作次現会長が来てくださいました。

鎮魂と希望の鐘の除幕式についてもインターネットでご覧になれます。

http://www.youtube.com/watch?v=_dnC0cAmrcY

 マッチンググラント・プロジェクトは、ロータリークラブと地区、他国のロータリアンと地区、つまりは人と人の間柄の美学で人道的プログラムを実行しています。今年も知恵を出し合って何か良いことをしていきます。応援をよろしくお願い致します。

2月13日(水)例会

会長挨拶

 先週、その年の恵方は、その年が十干のどれにあたるかによって決まると話しました。

十干は、甲、乙、丙、丁、戊、己、庚、辛、壬、癸です。十干は、五行説と結びつきました。すべてのものは、「木、火、土、金、水」の五つの根元的な成分から生み出されるという考えです。

 さらにその五つを陽と陰、すなわち「兄(え)、弟(と)」に分けたものに対応させられました。その結果、十干は、訓読みでは「きのえ、きのと、ひのえ、ひのと、つちのえ、つちのと、かのえ、かのと、みずのえ、みずのと」と読みます。

 さて、問題は、恵方は、どのように決まるのかでした。まず、兄(え)の年の恵方は、その同じ十干の方角です。しかし、戊(つちのえ)には、方角がありません。五行説では、土は中央であり、方角がないからです。そして、戊(つちのえ)の年の恵方は丙(ひのえ)の方角とされています。次に、恵方は十干のうち陽、兄(え)の方角だけであり、陰、弟(と)の方角は恵方になりません。そして、兄(え)の年の5年後の弟(と)の年の恵方は、同じとされています。その結果、恵方は、甲(きのえ)、丙(ひのえ)、庚(かのえ)、壬(みずのえ)の4つの方角しかありません。

卓話「私と証券業」谷口 佳三 会員

 昨年10月に入会させて頂きました大和證券の谷口です。

奈良県斑鳩の里に実家があることもあり『和をもって尊しとなす』が信条ですが、早い話が『皆さん仲良くやりましょう』との意味ですので、今後ともよろしくお願いいたします。

 昭和34年に大阪市平野区に生まれ、大阪府立生野高等学校、大阪市立大学で学んだ大阪生まれの大阪育ちの難波っ子です。高校の途中に奈良の大和小泉に引越し、現在実家は奈良です。家族は妻と子供が3人(一姫二太郎)と愛犬一匹の構成で、名古屋市名東区に自宅を構え現在単身赴任中です。

大阪府立大学商学部在学中に所属した『ユースホステル部』が、その後の私の進路に大きな影響を与えたと思っております。

 ユースホステル部というと女子大に多くある全国のユースホステルを泊まり歩く軟弱でナンパな同好会をイメージされますが、実際は山歩きを中心にしたワンダーフォーゲリング部と同様の活動を行い、北アルプス・南アルプス・中央アルプス・八ヶ岳連邦を中心とした中部山岳地帯が合宿の中心地でした。

 クラブ活動の傍ら大阪市の非常勤嘱託職員(中身はアルバイト)として長居ユースホステルでヘルパーの仕事を4年間行いました。長居ユースホステルの管理委託を受けていた大阪市野外活動協会のボランティアスタッフであった妻とめぐり会ったのも、長居ユースホステルです。

 長居ユースホステルは、東京の麻布ユースホステルについで全国で二番目の外国人宿泊率の高いユースホステルでしたが、宿泊した米国学生と徹夜で話をしたときに彼が当時の日本企業がいかに優れており、米国学生が日本企業の株式を多く保有しているかを熱く語りました。彼自身もソニー・パナソニックを保有しているとのことで、日本の学生はどこの株式を保有しているのかと尋ねられ強い衝撃を受けたことを記憶しています。

今から思えば、金融・証券業に興味を持った原因と思います。

2月20日(水)例会

会長挨拶

 二週にわたって、恵方について、話しました。

 今日は、方角について、話します。今年は癸(みずのと)の年で、恵方は丙(ひのえ)の方角ですが、おおよそ南南東だというのは、どういうことでしょうか。

丙の方角は、12支とその間を2分割した24方位の1つです。24の方位は○子、癸(みずのと)、○丑、艮、○寅、甲(きのえ)、○卯(木)、乙(きのと)、○辰、巽、○巳、丙(ひのえ)、○午、丁(ひのと)、○未、坤(こん、ひつじさる)、○申、庚(かのえ)、○酉、辛(かのと)、○戌、乾、○亥、壬(みずのえ)です。

 方位と方位の角度は、360度割る24で、15度です。丙(ひのえ)の方角は、北から時計回りに165度の方向です。これに対し、南南東という表示は、16方位の場合であり、方位と方位の角度は、360度割る16で、22.5度です。南南東は北から時計回りに157.5度の方向です。24方位と16方位の違いの結果、丙の方角と南南東の方角は、165度引く157.5度で、7.5度違います。それで、丙の方角はおおよそ南南東なのです。

2月27日(水)例会

会長挨拶

 今日は3つのお願いをします。

 1つ目は、3月3日にある「屋島クリーン大作戦」に参加して下さいということです。

 2つ目は、IMへの参加です。2月24日に開催されたIMの参加者、とくに新会員の参加が少なかったと思います。より良きロータリアンになるための勉強の場ですので、入会3年目までは、義務出席の意識を持って下さい。その広報が少なかったと反省しています。

 3つ目は、地区大会への家族登録です。木村ガバナーの地区大会を盛り上げるために、会員はもちろんですが、家族1人以上の登録をお願いします。後ほど、臨時理事会で正式に決定していただこうと思います。

卓話 ローターアクトクラブ活動報告

香川大学ローターアクトクラブ 会計 羽原 未紗

 今回の客話は「香川大学ローターアクトクラブの活動報告」です。香川大学ローターアクトクラブは1974年8月14日に高松南ロータリークラブさんによって提唱されたクラブで、現在の会員は45名です。

 主な活動内容として、地区大会・地区内交流会などの地区の他クラブとの交流を交えた情報交換、さかいで塩祭りや丸亀城祭り、高松祭りなどの地域に密着したイベントのボランティアを行ってきました。

 先月行われた地区内交流会は、香川大学ローターアクトクラブがホストとして運営した交流会でした。初めてのホストでもあり、準備段階から様々な困難がありましたが、会員同士の絆を深めるきっかけになりました。

 また、RACの先輩方やロータリアンにもアドバイスや協力をいただき、ローターアクトクラブの繋がりを経験することができました。また地域に密着したイベントでは地域の人と関わり、参加者の笑顔を見ることができたのが何よりもうれしいと感じました。

 ローターアクトクラブに入会して、ボランティアをして誰かの役に立つ喜びと共に、人とのつながりの大切さを多く学んでいます。ローターアクトクラブに所属したことで、社会人RACや社会の大先輩のロータリアンの方々のお話をさせていただく機会を得ることができました。

そして今の自分にない考え方や生き方を聞かせていただき、自分の世界観も変わってきました。今回多くのロータリーアンの前で発表することは、とても緊張感がありましたが、緊張することも成長に繋がったと感じています。

Club Banner
Club Banner

 クラブバナーのデザインは、創立時のテリトリーのシンボル的存在だった栗林公園の「箱松」とロータリーのエンブレムを組み合わせたものです。

 箱松とは、その名の通り箱のかたちを装った松。樹芸の粋を極めた箱松は、ほかには見られない特別名勝 栗林公園ならではの景観をつくっています。

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