2012-13年度 WEB週報6月度

6月5日(水)例会

会長挨拶

 クラブの皆さんが私を見て、晴々としているね、もう少しだねと言ってくれます。

6月を迎えて、さわやかさを感じる今日このごろです。

 今日の客話は、看護師の楠川富子さんが「カンボジアでの医療活動」という題で話して下さいます。食事中にお話して、私は、楠川さんは善意のかたまりのような方だと感じました。客話をお聞きした後には、私の感覚が正しかったことを確信するでしょう。

 自らの体をつかって奉仕活動をしている方の話を聞くのは、われわれロータリアンにとって良い刺激になると思います。

カンボジアで国際支援

高松赤十字病院  楠川富子さん

 定年退職後し、自分の持つ技術を活かして人のお役に立ちたいとJICAシニア海外ボランティアとして四年半カンボジアの医療分野に携わり 人生二毛作の実感を強くし帰国した。

 カンボジアは、長期の内戦などの歴史的背景により医療の水準は、非常に低く 特に子供たちを取り巻く状況は、生存権・教育権さえも奪われている現状を目の当たりにした。

 多くの地域で 水道や電気が整備されておらず、公共の交通機関がないために病気の子どもを病院にも運べない状況でした。しかしそこに住む子供たちの、生き生きとした明るさと笑顔は、何よりもの救いでした。

 カンボジアの未来を担うこの子供たちの健康と笑顔を守るために私に課せられた任務は、医療看護の水準を上げること、すなわち人材育成でした。「人づくりは、国造りである」とのJICAの理念でカンボジア式の看護を現地の人と共に考え構築することができ、ナイチンゲールの灯をともすことができたことは非常に嬉しく思っている。

 帰国して一年となるが、スラム街に住む 小学校に通えていない多くの子供たちの純粋な瞳を忘れられず、私の呼び名である 「マダムけんけんの母と子のドリームハウス設立基金の会」の個人団体を立ち上げ 募金活動を始めた。子どもたちに読み書きそろばんを教え、母親に自立支援のために職業訓練を兼ねた学校を作りたいと頑張っている。

 香川県の皆様の温かいお心のこもった学校を設立し、プノンペンのスラムの子供たちの夢をかたちにしたいです。皆様のご支援を心からお願いします。

6月12日(水)例会

会長挨拶

 最後から3番目の会長挨拶です。6月9日、丸亀RCの創立50周年記念式典・祝賀会に出席しました。その際、撮影してもらった写真を回覧しています。中野美奈子との2ショットです。会長の娘さんということは知っていましたので、期待していました。

 回覧中の写真は私の宝ですので、持ち帰らないようお願いします。今日の宅話は、篠田さんが、海外でのメークアップ体験を話してくれます。楽しかったので、話してくれるのだと思います。今日の会長挨拶のテーマは、参加して楽しもう!ロータリーでした。

卓話[海外でのメークアップ体験あれこれ」

篠田 日出海会員

 ロータリアン歴まだ6年弱ですが、私的公的に海外旅行した際に、訪問地のロータリークラブでメークアップした体験をお話しします。

 入会以来、7ヶ国9クラブでメークアップをしました。メークアップした国と都市は、①台湾・台中、②中国・上海、③スリランカ・コロンボ、④タイ・バンコク、⑤タイ・ロンブリ、⑥バングラディシュ・ダッカ、⑦米国・ロサンゼルス、⑧ホンデュラス・テグシガルパ、⑨台湾・高雄です。

 訪問に当たっては、次の手順で進めました。①訪問都市のRCをインターネットで検索(例会日、時刻)。②E-Mailで、訪問予定クラブの会長・幹事に訪問の旨、連絡。③大抵の場合、訪問予定クラブから歓迎のメールが返信される。④訪問時に「クラブ紹介」とクラブ・バナーを持参し、バナー交換。⑤閉会まで出席する(早退しない)。

 「クラブ紹介」には、英文で①当クラブ概要、②自己紹介、③RI2670地区と四国の紹介、④四国のお遍路さんお接待文化、⑤NPO”おもてなしネットワーク”への支援、⑥RI2670地区および瀬戸内国際芸術祭”の紹介と勧誘、等を記述しています。

 訪問クラブで感じたことは、①南方の国は夜間の例会が多い、②国歌は必ず斉唱(ロータリーソングを歌う所は少ない)、③日本と友好クラブになっているクラブには、クラブバナーがある。

 どこのクラブも皆さん暖かく迎えていただき、それぞれのクラブの活動状況について情報交換することが出来、“四つのテスト”の一つ「好意と友情を深めるか」の実践に近づけたかなと思い、今後も機会があれば、海外のクラブを訪問したいと思っています。 

6月19日(水)例会

会長挨拶

 最後から2番目の会長挨拶をお聞き下さい。太田さんから、会長を終わるころになると、もう一年会長をしても良いという気になるという話がありますが、どうですかと言われました。私は、会長職が大変でなかったわけではないけれど、もう少しで終わる今、思っていたほどではなかったし、やって良かったと感じています。これまでの会長も同じ思いだったのではないでしょうか。それをもう一年会長をしても良いと表現したのだと思います。

 しかし、私は、決して、もう一年会長をしても良いとは言いません。このあと、5大奉仕委員長の活動報告があります。メークアップに来られた長野北ロータリークラブの原庸生さんも最後まで聞いて下さるそうです。

クラブ協議会「五大奉仕委員会活動報告」

1.クラブ奉仕委員会:ソバハ二委員長は本日お休みですので、プログラム藤田委員長と親睦委員会の熊田委員長に発表していただきました。

 1-1 プログラム委員長:大変な委員長を仰せつかり、半期も過ぎた頃「私困ってますビーム」を発しましたところ、強力なメンバーが現れロータリーのチームワークの素晴らしさを知り、よりロータリーが好きになりました。

 1-2 親睦活動委員長:家族会は、夏はミケイラにて100名、冬もクリスマス家族会でも100名程で親睦を深め、また親睦ゴルフでも個人・団体で優勝を果たしました。

2.職業奉仕委員会―木田委員長報告: 高松養護学校にて、夏季集中研究会に飲み物等を提供しました。また昨年は命の電話評議委員による自殺の現状 自殺防止の活動等の発表し社会の暗部についての現状を知りました。そして高松大学職業指導懇談会では、三和電業、百十四銀行、大和証券、小野株式会社、4社の担当者に企業の本質など採用したい学生像、新入社員の求める資質、学生と社会人との違いの説明をしました。

職場訪問では、四国電力高松支店を訪問し、電力の現状と報告を受けました。

3.社会奉仕環境保全―多田委員長報告:高松市の一斉清掃、屋島のクリーン作戦に参加し、また今季はこだま学園に寄付も行いました。

4.国際奉仕委員会―佐々木委員長報告:青少年短期交換留学生を7/12~14の間ホストファミリーを今城会員にお願いしました。

5.新世代奉仕ローターアクト-小野委員長の報告代読:短期交換留学生受け入れ時に 香川大学ローターアクトクラブとの交流を行い、また高松南RCに親睦会、例会等にローターアクト会員に参加してもらいました。少年少女キャンプに参加した香大付属小の藤田莉子さんに「ロータリー少年少女キャンプに参加して」の演題で客話して戴きました。

以上が5大奉仕委員長の活動報告でした。

Club Banner
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 クラブバナーのデザインは、創立時のテリトリーのシンボル的存在だった栗林公園の「箱松」とロータリーのエンブレムを組み合わせたものです。

 箱松とは、その名の通り箱のかたちを装った松。樹芸の粋を極めた箱松は、ほかには見られない特別名勝 栗林公園ならではの景観をつくっています。

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