週報2010年8月分

8月4日卓話「私の生業」         熊 田  浩  会 員

私どもの靭商事は、アルミ、銅、真鍮(黄銅とも呼ばれる銅・亜鉛合金、5円玉の材質)、砲金(青銅とも呼ばれる銅・錫合金、10円玉の材質)、ステンレス、鉄屑などを、1次回収者や工場などから買取り、加工・選別してメーカーや商社に販売しています。多くの方々と接点があり、世の中を非常に身近に感じられる生業です。

金属資源の寡占化がグローバルに進む中、スクラップは貴重な国内資源で、私どもの業界の果たす役割は、年々重要性を増しています。典型的な地元密着型の業界で、地元の経済状況が良くならなければ成長は見込めない。早急な地元経済の回復と製造業の存続、発展を切望しています。

8月18日卓話「会員増強と維持について」

             会員増強委員会 小 野 兼 資 委員長

 厳しい経済状況下、また自営業者が地方で減少する中、ロータリークラブに限らず、各会合で会員減少は深刻な問題となっています。

 イエローブックを紐解いてみると、1980年会員数70名 平均年齢54歳、30年経った本年、会員数61名 平均年齢61歳。思ったより30年経っても平均年齢は7歳の上昇でした。また、最盛期1990年には87名の会員数でしたが、現状は非常に厳しい会員数です。

今年のポイントは、退会者のご子息と退会企業の再入会のアプローチですが、検討中が多く、即増強につながりませんが継続して勧誘していきます。ご協力ください。

これからも、ロータリークラブの魅力をアピールして、会員各位の協力のもと、一人でも多くの入会につながるように努力します。

8月25日客話「川島猛とドリームフレンズ、想い出玉」

NY在住 作家 川 島  猛  氏

エスコーター  三 井 文 博 氏

   お話いただいている川島猛氏(左側)と三井文博氏(右側)
   お話いただいている川島猛氏(左側)と三井文博氏(右側)

 川島画伯は1930年高松市に生まれ県立工芸高校から武蔵野美術学校を経て渡米、ニューヨークを拠点に活躍四十余年。その作品は日米の有名美術館に常設展示されています。鮮やかな色彩にあふれ、清々としたエネルギーに満ち、生き生きとした生命力にあふれる作風は高く評価されています。三井氏から川島画伯のNYでのご活躍風景、作品製作過程及び最終的な完成作品等をスライドで数多く紹介されました。引き続き、瀬戸内国際芸術祭2010での画伯の男木島の作品プロセスがご本人からの語りを交えてスライド紹介がありました。男木島の長期間空き家であった家屋を使用して、多彩なボランティアの協力を得ながら家屋内一面に和紙を貼り、和紙の空間に画伯の作品をデコレイト、庭も手入れし作品の一つに取り入れてあります。作品を掲示するだけでなく、島の人々、来館者共々作品を完成させていく。そんなオブジェの会場です。

 また、9月11日~11月7日 県立ミュージアムで、猪熊弦一郎・川島猛・イサムノグチの作品を中心に「海を越えた香川のアーティストたち」が開催されます。

 共にお話いただいた三井文博氏のご活躍は、2010年4月7日客話「瀬戸内国際芸術祭から始まる笑顔づくり」をご参照ください。 

「遠き道展-縦と横の競演-」開催のお知らせ

同展実行委員会代表 くずは(大阪府枚方市)ロータリークラブ 森 賢司さん

10月9日~12月23日 今治市立大三島美術館・村上三島記念館で開催します。

この作品展は、北海道・釧路から沖縄まで17会場を4年かけて巡回中で、四国会場が14会場目になります。目の不自由な方が絵を描くなんてと思われるかもしれませんが、自分が何を描いているかが判る道具があれば、絵を描くことはできます。視覚能力と作画能力は異なり、絵心のある視覚障害者の方はたくさんいらっしゃいます。

 皆さまにお願いしたいことは、会場にお越しいただいて展覧会をご覧ください。ご鞭撻をいただきたい。会場受付には四国各クラブのバナーが毎日、掲示されています。

 詳細は「遠き道展ホームページ」をご覧ください。

Club Banner
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 クラブバナーのデザインは、創立時のテリトリーのシンボル的存在だった栗林公園の「箱松」とロータリーのエンブレムを組み合わせたものです。

 箱松とは、その名の通り箱のかたちを装った松。樹芸の粋を極めた箱松は、ほかには見られない特別名勝 栗林公園ならではの景観をつくっています。

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