2011年12月度-WEB週報

12月7日(水)例会

詫間会長挨拶

 師走に入りました。気温急変しますので、ご自愛下さい。

先日仕事で気仙沼に行ってきました。震災で廃墟と化した港町の惨状は自然の恐ろしさを見せつけます。

鉄骨造りの建物は骨だけになり、木造家屋は跡形も有りません。その上、街全体の地盤が不同沈下しています。

 復興には膨大な地上げ作業が必要なので、再度の津波も想定すると、都市計画から始めなければならず、着工に余程強力な推進力がないと前進しないのではないかと思いました。

 我々の義捐金が救援と復興に早く役立って欲しいと念願しながら帰ってきました。

卓話「走り屋の挑戦」秋山俊二会員

 入賞のメダルを全部持ってきました。全部本物ではありませんが私にとっては一つひとつに思い出が残る宝物です。回覧しますので見て下さい。

 私は中学校までは野球をしていましたが、進学した大手前高松高校には野球部がなく陸上を始めたのが走るようになった切っ掛けです。

 1年生の途中から始めましたが、インターハイの800mに出場できたことが、私には大きな出来事でした。そして同志社大学で4年間走らせて頂きましたが、卒業後は陸上競技を止めて44歳まで仕事を中心に働いてきました。

 45歳の時に取引先の方からトライアスロンに参加しないかと声がかかり、タバコも止めて練習を始めました。

 トライアスロンは水泳、自転車とマラソンの3種類の競技です。あまり練習もしていないし簡単には出来ないだろうと思っていましたが、この年の夏、日和佐と児島のトライアスロンに出場し完走しました。水泳1500m、自転車10キロ、マラソン10キロを経験しました。

   荒川市民マラソンで完走
   荒川市民マラソンで完走

 しかしトライアスロンであまりにも走れないことに気がつき、体力をつけなければと翌年3月に荒川市民マラソンに出て完走しました。タイムは3時間11分でした。

 折角マラソンを始めた以上ホノルルへ挑戦することに決め参加、完走しました。

 47歳の時、トライアスロンでは一番最後のマラソンでまともに走れない、自分としては、もともと陸上をやっていたこともあって走る練習を始めましたが、マスターズ競技を知り、名古屋の瑞穂競技場で全日本マスターズ陸上に参加しました。800mと400mにチャレンジして優勝してしまいました。

翌 年出場を夢見ていた宮古島トライアスロンに参加しました。鉄人レースとよく言われますが、水泳3キロ、自転車155キロ、マラソンは42.195キロです。これを12時間丁度で完走することが出来ましたが、身体はぼろぼろになりました。

 更に東京国立競技場という行くだけで胸が一杯になる全日本マスターズ陸上に参加しまし、800mと400mで優勝しました。この勢いに乗ってクアラルンプールで開かれたアジアマスターズに参戦、三冠を達成しました。

 次は世界へ挑戦という流れで今年の7月米国の世界マスターズ陸上サクラメント大会へ参加しました。流石に世界の壁は厚く400mと800mで12位と13位でした。この大会で友達と1600mリレーに参加し、銅メダルを取りました。

 その後全日本マスターズ陸上和歌山大会で400mと800mに出場優勝、特に400mは52秒46で日本記録を更新しました。

 来年は50歳になってクラスが上がりますが、クラスでは一番若いというチャンスが回って来ます。ここで400,800,400ハードルと日本記録を出したいと思っています。

このようにして走ることのお陰で日本中に友人が出来ましたし、今後英語、中国語を勉強して、世界中に友達の輪を広げたいと思っています。

思い出のレース アルバム

12月14日(水)例会

詫間行芳会長挨拶

 今晩は恒例のクリスマス家族会です。

 夏の納涼家族会に続いて多くのご家族の皆様のご参加をいただきまして、有難うございます。

鎌田委員長はじめ親睦活動委員会の皆様、設営有難うございました。また多くの会員の方々や企業に賞品をご寄贈いただきました。お礼申し上げます。

 国際ロータリーの今月のテーマは家族月間です。今年度国際ロータリー会長は、家族の安全安心が社会の基本であり、それが確保されてはじめて地域あるいは世界への貢献が可能になるとの考えです。

東北の震災では多くのロータリーの仲間が被災されました。我々がこうして、いつも通り家族会で無事に顔を合わすことができることは、実は大変幸せなことであると気付きました。この幸せをかみしめながら、社会への貢献をしてゆく所存です。

 今日は会員各位から提供頂いたのを含めて賞品が全家族に当たるように用意されています。またクラウンマスターのコメディー・パフォーマンスもあります。大いに楽しい時間を過ごして下さい。

年末家族親睦会

豊田パストガバナーの発声で乾杯
豊田パストガバナーの発声で乾杯

 年末恒例の忘年家族親睦会は、会員42名と家族を含めて101名が参加、大いに盛り上がりました。

 鎌田惠徳委員長ら親睦活動委員全員で構想を練り企画したビッグイベントは、豊田章二パストガバナーの挨拶と乾杯でスタートしました。

まずは会員家族の子どもや孫など12名を喜ばせたパフォーマンスショー。登壇したクラウンマスターがステージ前に陣取った子ども達とやり取りをしながら、細長いゴム風船が目の前で犬になったり花だったり、猿が椰子の実を狙って木に登ったりするマジックバルーン、ボールやカラーリングを操ってのジャグリング、子どもに手伝って貰っての皿回しなどベテラン会員も童心にかえる文字通りの年忘れの一時でした。

 小さな子どもたちは金魚すくいの疑似体験に熱中し、親睦委員の扮するサンタクロースがお土産を詰めたふくろを担いで登場、各テーブルを廻る子どもプレゼントタイムです。

 次々とプレゼントが出てくるサンタの大きな袋を囲んで大きな子も幼児も親睦会場の熱気は最高潮に達しました。

 そしてステージサイドに積まれたダイソン掃除機や折りたたみ自転車などの抽選会。

くじの番号が読み上げられる度に歓声が上がったり、ため息が洩れたり、会員企業や会員から提供された賞品を含めて空くじなしのお楽しみ会も終盤。吉田茂副会長のお開きの挨拶を機に参加者全員で会場いっぱいに輪を作り、「手に手つないで」の大合唱で「来年もまた会いましょう!」と言葉を交わしながら幕を閉じました。

 親睦活動委員会の皆様、ありがとうございました。

※ プレゼントを提供して下さった会員・企業は以下の通りです。(順不同、敬称略)

詫間行芳(タクテック)、篠田日出海、鎌田恵徳、三宅旬、藤澤成仁、上村光男、西尾時明、石川浩、森孝司(百十四銀行)、山田安博(香川銀行)、向井攻一(共同ガス)、渡辺成剛(セーラー広告)、芹澤潤一(大和證券)、藤田徳子(フェアリーテイル)、谷崎浩一(四国電力)、平井信一(丸一倉庫)、豊田章二(濱崎)、全日空ホテルクレメント高松。

12月21日(水)例会

五大奉仕委員会 2011-12年度上半期活動報告

 

会長 詫間 行芳

  2011年の掉尾にあたり最終例会で、五大奉仕委員会が上半期の活動報告を行った。

 クラブ奉仕委員会:クラブとしての大きな行事であるガバナー補佐訪問、ガバナー公式訪問(8/10)、徳島での地区大会へ登録・参加などを行った。

 吉田クラブ奉仕委員長は、次年度の委員会の統廃合の方針を決め、その一環として田中直前会長に次年度のSAAを起用した。新たな委員会構想の具体案は、クラブ細則の変更手続きなどを念頭に出来るだけ早い時期に示したいとしている。

 プログラム委員会は、クラブ協議会など会務のほか会員の有意義な卓話、客話を実施した。出席委員会は、昨年度の年間皆出席者26名の表彰を行い例会への出席を奨励した。

 会員増強・会員選考委員会は、堀川満弘会員と谷崎浩一会員をロータリークラブに相応しい人物であると選考、迎えることが出来た。これにともないロータリー情報委員会は、両新会員の職場を訪問しロータリーについての情報提供を行った。

会報委員会は、クラブ月報として7~12月号まで発行、記録性を重視し会長あいさつや卓話、客話、ニコニコ報告などを掲載した。

 広報・IT委員会は、会員名簿、例会時のネームタグを作成、クラブホームページの更新、地域社会への情報発信を行った。

 雑誌委員会は、毎月クラブ例会で、「ロータリーの友」の興味のありそうな記事を紹介してきた。また10月30日に地区雑誌委員長会に出席、二神編集長の講話をもとにした研修での今後の流れについて報告した。特にロータリー用語の英語から日本語への翻訳見直しが「友」の中で大いに議論されており、そのことにもスポットを当てて例会で解説した。

 親睦活動委員会は、毎月の誕生者に記念品を贈呈、会員の結婚記念日に花束を自宅へ届けた。このほか夏期納涼家族会、秋季新会員歓迎会、忘年家族親睦会を開催し多くの家族・会員が参加した。恒例の一日会ゴルフ会を2回、ガバナー杯野球大会に参加した。

 職業奉仕委員会は、高松養護学校の夏期集中研修を支援のため出席、清涼飲料などを贈呈激励した。職業奉仕賞は高松市歯科救急医療センターの宮脇文恵さんに贈呈、合わせて客話をお願いした。第17回職業指導懇談会が、高松大学・高松短期大学の多目的ホールで開かれ、約100名の学生が参加、会員企業(三和電業、百十四銀行、フェアリーテイル、大和証券、小野㈱からパネラーが出席し、企業が採用したい学生像、新入社員に求める資質、学生と社会人との違い、社会に出ること・仕事についてのテーマで学生へのアドバイスを伝え、就職氷河期で厳しい現状もあって、学生からの質問が集中、熱心な討議が行われた。

 社会奉仕委員会は、真夏に実施された香川県の水源である早明浦ダムの上流域での下草刈り事業に4名が参加汗を流した。3・11東日本大震災に対しては、米国イリノイ州のレイクフォレスト&レイクブラフロータリークラブから託された義捐金$4700(37万円)が、1月5、6の両日ソバハニ会員と家族および篠田会員の4名で気仙沼ロータリークラブを訪問、手渡した。その際気仙沼市長及び副市長をお見舞い訪問して会談した。このほか第2670地区を通じていち早く被災地に義捐金を送った。都市環境問題委員会は、日本の農業と経済について農林中央金庫の蛭田支店長に、災害に備えて-東日本大震災の教訓について高松グリーンロータリークラブの大沢会長にそれぞれ客話をお願いした。

 国際奉仕および世界社会奉仕委員会は、タイ国バンコクの大洪水被害の見舞金(10万円)を第2670地区経由で送った。なお国際交流委員会の短期交換留学生プログラムは、東日本大震災で中止した。

 ロータリー財団委員会は、財団奨学生として当クラブ推薦の長野友希さんが合格し選抜された。

 米山記念奨学生委員会は、10月の米山月間に奨学生の陳芳露さんに「異文化理解-日本での就職活動」の客話をお願いした。

 ローターアクト委員会は、香川大学リーターアクトクラブの例会に熊田委員長が毎回出席、指導を行った。RAC地区スポーツ大会に出席、忘年家族親睦会に香大RACから5名が参加した。

 IM実行委員会は、IM開催のリーフレットを印刷、県内全クラブの例会を訪問手渡して案内を行った。2月18日(土)のIMは2/22日(水)の例会変更例会とし、全員が参加することとした。

 SAAは、時間内に例会が収まるよう楽しい中にも厳粛な例会となるよう努めた。

 会計は、上半期は計画に沿った予算の執行状況となっている。例会の食事数など無断経費の抑制に努めている。

Club Banner
Club Banner

 クラブバナーのデザインは、創立時のテリトリーのシンボル的存在だった栗林公園の「箱松」とロータリーのエンブレムを組み合わせたものです。

 箱松とは、その名の通り箱のかたちを装った松。樹芸の粋を極めた箱松は、ほかには見られない特別名勝 栗林公園ならではの景観をつくっています。

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