5月28日(水) 第46回例会

会長挨拶                マスウド・ソバハニ会長

Your Excellency, Mr. Ambassador

As I am sure you know, Rotary Clubs are established in hundreds of countries throughout the world, and are made up of neighbours, community leaders and global citizens that come together not only to bring about friendship and association but who work together, passionately and untiringly, for the betterment and prosperity of all.

This passion for service to others, I believe, is derived from a basic appreciation of the unity of mankind – that humanity is a single social organism made up of diverse individuals who cooperate and work enthusiastically for the betterment of the whole body of mankind. Thus, such service is the key to realizing a global society that provides true prosperity for all peoples.

We are certain that by coming together here today and learning more about your great country of Algeria, we will not only promote new bonds of friendship but also close ties of cooperation that will see us working together for the betterment of all. Indeed, Algeria, has a rich historical culture and has known many empires and dynasties. Being the 10th largest and 35th most populated country in the world, together with all its natural resources and its diverse ethnicity, Algeria is expected to play a great role in the future development of society. We therefore look forward to learning more about this great country today.

So, it is therefore with great joy that we welcome you, your Excellency, to our great city of Takamatsu, and hope that this will be a new start of friendship and cooperation between us.

Masoud Sobhani

 

ケトランジ大使閣下

 

閣下もよくご存じのとおり、ロータリークラブは世界中の何百もの国々に存在し、隣人や地域のリーダー、地球市民で構成され、友情や連携を形成するだけでなく、一緒になって、熱心に、たゆまなく行動することによってみんなが向上し、繁栄することを目指しています。

他人に奉仕するというこの情熱は、人類の一致団結を目的としているということを基本的に認めていることだと思います。人類は多様な人々によって成り立っている一つの社会的組織であり、その人間社会全体が向上するように情熱的に協力しながらそれぞれの役割を果たしているのです。つまり、このような奉仕を行うことが、すべての人々に真の繁栄をもたらす地球社会を実現するカギとなるのです。

今日ここにみんなで集い、偉大なる貴国アルジェリアについて学ぶことにより、お互いの新しい友情の絆を築くだけでなく、すべての人々の向上のための明らかな協力関係を形成しようとしていることは間違いありません。事実、アルジェリアは豊かな歴史的文化を有し、多くの帝国や王朝が存在しました。またアルジェリアは、世界で第10位の国土面積と第35位の人口を誇り、豊富な天然資源を有する多民族国家で、社会の将来的な成長に関し、とても大きな役割を果たす国であると期待されています。それゆえに、今日はこの偉大な国について学べることがとても楽しみです。

閣下をこの高松にお招きし、お会いできることは私たち全員の大きな喜びであり、この出会いがお互いの友情と協力の新しいスタートになることを心から望んでいます。

 

委員会報告

名古屋東山RC 森川 辰幸様、小国 均様がご来訪、バナー交換しました。

新会員入会式  香川銀行本店営業部長 川井 幸治様

PAUL/HARRIS ピン賞が

今城幹事に授与されました。

 

客話「アルジェリアについて」 

        駐日アルジェリア大使 シド・アリ・ケトランジ大使

アルジェリアは地中海に面し、モロッコ、モーリアニア、マリ、ナイジェリア、リビア、チュニジアと接しています。言語はARABICです。公用語はTAMAZIGHTです。

フランスからの独立は1962年7月5日です。人民共和国制度になりました。

文化は、ローマニアン(シーザー、東ローマ帝国)、フェニキア、ウマイヤ朝アラブ(イスラム)、オスマン帝国トルコ、ビザンチン、フランスの影響を受けています。フランスの支配下にあった132年間は植民地でなく、一つの県の形態でした。GDPは220billionUSD、一人当たり5855USDで、アフリカでは高い方です。石油、天然ガス、鉄鉱石リン鉱石、水銀、小麦・オレンジ等の食糧が主で、成長率3.5%です。埋蔵量は石油14位、天然ガス5位です。

日本との関りは深く、モロッコからアルジェリア、チュニジアまでの6車線の道路は日本企業が施工しました。

観光資源も多く、カスバ砦は世界遺産です。フェニキア~ローマ時代のTipasa遺跡、ローマ時代のDjemila and Timgad遺跡が有名です。アルジェにはアンダルシア様式の教会建築があります。コンスタンチンにはローマ帝国の橋の町Tlemcen跡があります。

地中海の海岸は延長1200kmで、丹下健三の設計した建築物がORANに有ります。

学問は47の大学、34の国立研究所があり、150万人の学生がいます。56%は女性です。

Club Banner
Club Banner

 クラブバナーのデザインは、創立時のテリトリーのシンボル的存在だった栗林公園の「箱松」とロータリーのエンブレムを組み合わせたものです。

 箱松とは、その名の通り箱のかたちを装った松。樹芸の粋を極めた箱松は、ほかには見られない特別名勝 栗林公園ならではの景観をつくっています。

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